ご挨拶
この度は、弊社主催のフォトコンテストに多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
昨年の12月1日から2ヶ月の応募期間に、全国のアマチュア写真愛好家の皆様801名様から2,575点にもおよぶ力作を出品いただきました。今回の応募者総数は前期比23名増、中でも10代の方の応募が前期比102名増の309名、女性の方の応募が前期比28名増の301名となり、若い方および女性の方からたくさんの応募をいただきました。
審査員を務めていただきました山口規子先生による厳正なる審査の結果、金賞 堀内カラー賞のタツヒロさん(滋賀)「むしとりしてあそんだ日。」のほか、入賞・入選24点が選ばれました。
なお、当フォトコンテスト入賞作品展を5月中旬にHCLフォトスペース神田で開催いたしますのでご来場のほど、よろしくお願いいたします。
2018年 堀内カラーフォトコンテスト総評
審査委員 山口規子
写真は瞬間を捉える芸術であり、光と影、彩り、そして心の振動を表現するものであると信じております。今回、第10回目という記念すべき回に審査させていただき感じたことは、自分の表現をきちんともった個性豊かな作品が多かったと思いました。素直にまっすぐ作者の感動が伝わってくる作品、何気ない瞬間を面白いと感じて捉えた作品、ストーリー性を感じる作品、形や色の面白さを表現したデザインチックな作品など、写真世界の広さを感じずにはいられませんでした。そして惜しくも入賞を逃してしまった作品の多くの問題はプリントです。撮影段階ではいい写真が撮れているのに、最後のプリントで残念なことになっていました。またピントにも注意が必要です。きちんとピントが合っていないと見る側に伝わってきません。今後の課題にしてみてください。
フォトコンテストが増えている昨今、入選するためだけに撮った作品よりも、素直に作者が感動して撮った作品の方が、自然と私の目に飛び込んできたことも事実であります。今後も大いに写真を楽しみ、素晴らしい作品を期待しています。
※上記は、当フォトコンテストに寄せられた山口規子先生による総評です。
フォトコンテスト 入賞作品
金賞 堀内カラー賞「むしとりしてあそんだ日。」タツヒロ(滋賀)
- 選評
- 何気ない日常の瞬間をドラマチックに切り撮った素晴らしい作品です。写っている人々がそれぞれの違う方向を見ている点も面白く、それぞれの人たちの気持ちが瞬間の顔に表現されています。また人の配置も偶然の賜物です。撮れそうで撮れない、実はとても難しい瞬間芸術です。
銀賞 自由作品「真夏の小さな冒険家」吉田圭介(兵庫)
- 選評
- 見る人すべてが自分の過去に戻って、子供時代を思い出してしまうような不思議な力を持った作品です。少年が腰に手を置く大人びた格好から、子供の成長を喜びながらもずっとこのままでいてほしい気持ちもあるような作者の被写体への愛が感じられます。
銀賞 ネイチャー「孤秋」佐藤泰子(群馬)
- 選評
- 真っ赤に燃えるような紅葉がすくっと立っているシンプルな作品ですが、潔い構図の切り取りから、舞台で凛と立ち尽くす女優のように見えてきます。その場の静寂と張りつめた空気感も表現されている美しい作品です。
銅賞 自由作品「さあ来い!」増田将洋(新潟)
- 選評
- 少年の体を芸術品の1つのように捉えた素敵な作品です。敢えて顔を見せないことにより、見る人の想像力を膨らませ、これから始める相撲試合の緊張感をうまく表現しています。
銅賞 ネイチャー「黄金色の朝」村岡宏樹(福岡)
- 選評
- 作者の感動が素直に伝わってくる作品です。山をドーンと真ん中に入れた構図は、飛ぶ鳥の群れと一艘の小舟によって雄大さを一層強調しています。また朝の光が、色の少ない風景を優しい雰囲気に仕上げています。
ファインアート賞 自由作品「touring」本間弘樹(青森)
- 選評
- 誰もが通り過ぎてしまいそうな場所を、水平垂直を合わせてきちんと力強く切り撮っています。プリント技術により映画のワンシーンのようにドラマチックに仕上げている点も興味深い作品です。
ファインアート賞 ネイチャー「さすらいの旅」秋元純子(東京)
- 選評
- 通常ですと、一匹のきつねの孤独感と自然の厳しさを感じる作品ですが、雪原の縞模様を多く入れ込むことにより、色のない世界をデザインチックに表現し、実はきつねは孤独を楽しんでいるのでは?と五線譜の上に乗った音符ののようにリズムを感じます。
日本カメラ賞「自由時間」増田哲子(福岡)
- 選評
- 黒板の前に立つ子供たちの背の高さといい、洋服の色といい、子供たちの配置といい、すべてがバランスよく表現されています。子供たちの笑顔から、見る側も思わず微笑んでしまう微笑ましい作品です。
フォトコン賞「ある晴れた日」今西唯夫(大阪)
- 選評
- 窓に映り込んだ風景を絵画のように表現しています。一羽の鳥が入ることによって、画面全体に動きがでて、澄んだ空の気持ちよさが伝わる清々しい作品です。
風景写真賞「溢れる色彩」深沢有基(長野)
- 選評
- タイトル通り溢れる色彩が表現されており、作者の感動が伝わってくると同時に手前にある氷の質感やキーンと冷えた空気感もきちんと表れている素敵な作品です。
学生賞「隔たり」森川友貴(愛知)
- 選評
- 人の位置と光の捉え方が上手く、人と人の微妙な間の取り方から、まさに隔たり感じます。一緒に同じ空間にいても見えない壁があるような思春期の複雑な感情が表現されている作品です。
学生賞「New gear」桑原幸佑(滋賀)
- 選評
- 白いスニーカーの下の部分だけを切り取った斬新な作品です。新しいスニーカーを観察しながら、靴を靴としてみない自由な発想を持った作者の目を感じます。
学生賞「チラッ・・・」真貝優花(東京)
- 選評
- サングラスをかけた友人を大胆に切り撮っています。サングラスに反射した色彩が強烈なポイントとなり、またサングラスを持つ手とサングラスに映り込んだ誰かの手が同じ角度になっている点も面白い作品です。
※上記は、当フォトコンテスト入賞作品に寄せられた山口規子先生による選評です。
フォトコンテスト 入選作品
入賞作品展開催のご案内
- 東京会場
- 日時:2019年5月7日(火)~5月21日(火)
平日 9:00~18:00/土曜日 9:00~17:00/最終日 9:00~16:00(日曜日、第2・第4土曜日休館)
会場:HCLフォトスペース神田
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-6-14 TEL.03-3295-2191
交通:地下鉄都営新宿線「小川町駅」B5出口より徒歩5分
地下鉄東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B3b出口より徒歩5分
HCLフォトスペース神田の詳細はこちら
- 名古屋会場
- 日時:2019年5月23日(木)~6月10日(月)
平日 9:00~18:00/土曜日 9:00~17:00/最終日 9:00~13:00(日曜・祝日休館)
会場:HCLフォトギャラリー名古屋
〒460-0003 名古屋市中区錦1-11-20 大永ビルディング2F TEL.052-211-6151
交通:地下鉄鶴舞線、東山線「伏見駅」10番出口より徒歩1分
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お問い合わせ先
- 堀内カラーフォトコンテスト係
- 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-6-14 TEL.03-3295-1083