ビジュアルは
人の気持ちを
伝えるツール
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東京プロダクトセンター
制作1課
2002年 入社
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01.現在どのような仕事をしていますか?
化粧品やアパレル系などの店頭ディスプレイや、美術館や博物館に展示する作品など大型の出力をメインに行っています。私は大学が写真学科で写真が好きだったこともあり、17年前に堀内カラーに入社しました。当時はフィルムを扱っていたところに、ちょうどデジタルが入ってきた時代。現像や手焼きをしている人たちを横目に、私が最初にやったのはフィルムをスキャナで読み込んでデータにする仕事でした。その後、フィルムの読み込みから出力まで担当するようになり、それからしばらくしてインクジェットプリントを担当しているチームと合流し、商業用の出力も手掛けるようになりました。
02.あなたにとってビジュアルとは?
ビジュアルは人の気持ちを伝えるツールだと思っています。たとえば、美術館でいい作品を見たときに感動したり、作者の意図を読み取ったり。商業用のディスプレイの場合、その商品が売れることを目的にしていますが、そのビジュアルを見た人が「キレイだな」と感じてくれたり、制作する側と受け取る側それぞれの気持ちが伝わるものだと思います。
03.仕事で苦労する点はどこですか?
どんな仕事にも時間のリミットがあるので、そこをどう調整するかという点ですね。我々の仕事の前段階として、社内外のデザイナーの方が良い作品にするためにギリギリまで時間を使って作業されますから、我々出力の現場も時間との戦いになります。特に競合の場合は、その限られた時間の中でクオリティとコストを追求しなければならないので、そこはかなり苦労しますね。
04.堀内カラーはどんな会社ですか?
印刷することにおいては、ほとんど印刷会社と垣根がなくなりつつありますが、堀内カラーはもともと写真の会社で、写真のクオリティにおいてはお客様からも厚い信頼をいただいています。このことは弊社の強みであり、今後もっと強くしていきたい部分です。
05.堀内カラーで働く魅力はなんですか?
自分自身、写真が好きということはもちろんですが、著名な作家の写真や、門外不出の神社仏閣の資料など、普通なら見ることができないものを見ることができるのはこの仕事ならではの魅力と言えます。また、職場の雰囲気もやわらかく、私と同じで芸術系の学校出身の方が多いので、プライベートの話題でも話が合うのがいいですね。
06.1日の流れ
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07.あなたの未来図を教えてください
印刷会社さんと競合するケースが増えてきていますが、価格競争に巻き込まれない、堀内カラーならではの特色を出していくべきだと考えています。そうした意味でも、店舗や建造物の壁面をディスプレイする大型出力は弊社の特色のひとつであり、今後こうした特色をどんどん打ち出していきたいと思います。
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08.自分を色に例えると何色?
青ですね。青色が好きというのもあるのですが、仕事が忙しいときでも物事を落ち着いて考えられるように、冷静さの象徴とも言える青を大切にしています。また、風景写真の出力ではいろんな空の色を見ていますが、青にも早朝の青や昼間の青といろんな青があるのが面白いですね。作家さんのなかでも特に空の色にこだわる方が多いですね。
09.オフの日の過ごし方
週末一度はどこかに外出することが多いです。気分転換に海や山などにドライブに行きます。三浦半島や南房総にカメラを持って出かけるのを楽しみにしています。
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