お客様の意思を
購入者に
伝えるということ
東京プロダクトセンター
制作4課
2010年 入社
01.現在どのような仕事をしていますか?
私が所属する制作4課では、フォトアルバムを制作する部署でブライダル、成人式、七五三などのアルバムや、建築の竣工アルバムなどを手掛けています。アルバムを作成する工程には、お客様からお預かりする画像をこちらでテンプレートにはめ込んでレイアウトするパターンと、お客様のほうで画像をはめ込んだ完全データをいただく2パターンがあって、そのデータをもとに銀塩プリントで出力して、製本機にかけてアルバムが完成します。実は1年半くらい前にこの部署に配属となったので、長年こちらにいる人たちの経験値には及びませんが、これまでの経験値を活かして職場内の改善業務などをメインに取り組んでいます。私は大学4年のときにアルバイトで堀内カラーに入って、当時はデュープ(フィルムの複製)や、本や原稿などのアナログの複写などを行っていました。その後は、銀塩(ラムダ)出力やインクジェット出力、UV出力などを経験しながらサイン&ディスプレイ出力の部署で働いてきました。
02.あなたにとってビジュアルとは?
ビジュアルは視覚にうったえるもの。お客様の意思を購入者に伝えるということが主な目的になると思います。以前携わった仕事でJR改札内の床や天井、柱巻きまですべてを桜の画像でディスプレイするという仕事があったのですが、それを駅で実際に目にしたときは圧巻でした。まわりの人たちも立ち止まって写真を撮っている人が多かったですね。
03.仕事で苦労する点はどこですか?
パソコンや出力のマシンが、自分が通常通りの作業をしているのにエラーが起きて思い通りにいかないときですね。こうしたトラブルが起こったとき、以前はかなりイライラしていたのですが、大阪研修に行ったことで少し穏やかになりました(笑)。研修中は大阪で一人暮らしをさせてもらっていたのですが、部屋に調理器具が揃ってなかったり、ガスコンロが旧式で使いにくかったりしたことで、普段当たり前と思っていたことも当たり前じゃないのかもと思えるようになったことがキッカケです。今では何か問題が起こったとき、しっかりと向き合わなければならないときもあるのですが、考えてもどうしようもないようなときは別のことを考えるようにしています。
04.堀内カラーはどんな会社ですか?
やる気のある人に対しては、いろいろな仕事を任せてもらえますし、セミナーなども積極的に受講させてもらえるので、そうした意味においてとても経験値を高められる会社だと思います。私は「カラーマネージメント」のセミナーを受けさせてもらいました。出力の際、お客様がパソコンの画面で見ている色味と、実際の出力の色味をできるだけ近づけなければなりません。このセミナーでは、お客様のモニターと当社のモニターの色味を合わせ、出力段階まで色味をデータで管理する手法などを学びました。今の部署は、みんな仕事中は黙々と仕事していますけれど、分からないことはしっかり教えてもらえるので、コミュニケーションもとれていますし、職場の雰囲気はとてもいいと思います。
05.堀内カラーで働く魅力はなんですか?
以前の職場では、お客様のご要望に応えるために無理難題を試行錯誤してクリアする達成感がありましたし、今の職場ではお客様の大切なものに携われるというところにやりがいがあります。特に今のアルバム制作においては、自分のこれまでのキャリアをもとに、いろいろとアイデアを出していくことができますし、やっぱり何か新しいものを作るのって楽しいんですよね。
06.1日の流れ
07.あなたの未来図を教えてください
最近、新たに ANOAH(アノア)というブランドを立ち上げました。「リビングにアルバムを」をコンセプトに、アルバムをどこかにしまったままにするのではなく、見たいときにサッと開けて、気軽に持ち歩ける、そんな新しいアルバムの在り方を提案するブランドです。この ANOAHというブランドを多くの方々に知っていただくとともに、多くの方に堀内カラーのアルバムを実際に手にとっていただけるようになったら嬉しいですね。
08.自分を色に例えると何色?
好きな色は青ですが、自分を例えると、白ですね。自分自身それほど個性が強くないと思っていますし、これまでいろんなことを吸収してきたので、その分いろんなことにも対応できるというフラットな意味合いも込めています。でも、写真に関しては人が思いつかないような写真を撮るのが好きで、大学の発表会では、窓から入ってくる光を水を張った洗面器に反射させて紙に投映させ、そこに浮かび上がる水面の揺らぎを撮影したり。これをモノクロでプリントしたら「えっ、どうやって撮ったの?」という不思議な写真になって、周囲からの評価も良かったですね。
09.オフの日の過ごし方
先輩に誘われて行った船釣りにはまり、浦賀の船宿によく行っていました。(最近はコロナ渦の為いけていません)船に乗りながらビールが最高に気持ち良いです。アジ釣りのタナがバッチリあった時の楽しさや、外道が来るかもしれないというドキドキする感じがたまらないです。