デジタルアーカイブ

学会・受賞情報

講演を行いました
令和6年度「埼玉県博物館連絡協議会 西部地域会議研修会」

令和7年1月24日(金)に所沢市航空発祥記念館で開催されました、令和6年度「埼玉県博物館連絡協議会 西部地域会議研修会」に弊社アーカイブサポートセンター、チーフプロデューサー肥田康が講師として登壇し、「博物館資料デジタル化の実際と可能性 ~デジタルアーカイブデータに必要なこと~」というテーマで講演を行いました。
当講演には埼玉県博物館連絡協議会西部地域会議加盟館の担当者の他、講演に興味を持った埼玉県内の博物館、美術館、資料館、大学等の関係者など多数ご参加頂きました。

令和6年度「埼玉県博物館連絡協議会 西部地域会議研修会」 令和6年度「埼玉県博物館連絡協議会 西部地域会議研修会」

書籍刊行のご案内
「デジタルアーカイブ・ベーシックス」刊行

デジタルアーカイブ学会が、デジタルアーカイブに関する知識や実践を共有することを目的として発行しているシリーズ書籍「デジタルアーカイブ・ベーシックス」の最新刊が、3月27日に刊行されました。今回は、東京藝術大学 芸術情報センターの嘉村 哲郎先生が責任編集されており、「デジタルデータの長期保存・活用 その理論と実践」というタイトルで、デジタルアーカイブを社会基盤として確立するため、保存と運用管理に必要な基盤的要素の現状を考察しています。
この書籍の第2部「組織における長期保存の実践」の第8章 では、弊社アーカイブサポートセンターチーフプロデューサーの肥田 康が「デジタルデータの保存と管理および活用――企業の視点から」というテーマで、近年非常に盛んになってきている企業のビジネスアーカイブについて、「我が国のデジタルアーカイブの歩み」、「最新のビジネスアーカイブ事例紹介」、「ビジネスアーカイブの今後の課題」などに関する文章を寄稿しております。

講演を行いました
「〈つたえる〉〈つながる〉〈つくる〉博物館の活動」

公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館の企画展、「渋沢栄一肖像展2」(会期:2024年6月29日(土)~11月24日(日))の関連シンポジウム「〈つたえる〉〈つながる〉〈つくる〉博物館の活動」(2024年10月6日(日))で、弊社アーカイブサポートセンターの肥田 康が登壇し、近年、重要性を増し、検討がなされている博物館資料のデジタル化について、お話させていただきました。

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設備紹介

ドラムスキャナ大日本スクリーン

ドラムスキャナ

ネガ・ポジを問わず、写真として最適な画像を実現

高精細画像のデータ化で定評のある円筒(ドラム)走査ヘッドを採用したハイエンドデジタルスキャナ「SG-8060P MarkⅡ」アクリルのシリンダーにネガフィルムやポジフィルムなどの原版を巻き付けて画像を読み取るドラム式なので、平滑性が高く、ピントのずれが抑えられます。フィルムの周囲を枠にはさみ込んで読み取るスキャナでは、どうしてもフィルムに歪みが生じてピントに影響を及ぼしてしまいますが、その心配がないドラム式は高精細画像のデータ化に最適です。

FLEX TIGHT X5HASSELBLAD

FLEX TIGHT X5

ネガ・ポジを問わず、写真として最適な画像を実現

4×5inchまでのポジフィルムをはじめとしたさまざまな写真フィルムに対応する、高速・高画質スキャナです。ドラムスキャナーの機構を応用した回転式ドラム構造を採用。フィルムが常にレンズに正対し、高レベルのフォーカシング精度を実現します。また、PC関連で標準的な色域となっている国際規格のsRGBよりも広い色域を持ち、プロのカラーイメージング環境や出版、印刷などの業界でスタンダードとなっているAdobeRGBにも対応。プロ仕様のポジフィルムをはじめとする写真原稿にも最適な優れた色の再現性を誇ります。写真作家やデザインオフィスからのニーズが高いことはもちろん、美術館や博物館が保管している絵画、美術品などの写真フィルム(カラーポジフィルム、カラーネガフィルム、白黒ネガフィルム)、化粧品や建築など、高精細が求められる業界のデータ化・デジタル化、企業アーカイブにも多く使われています。

マイクロスキャナEclipse

マイクロスキャナ

ロールフィルム全体を画像として保存可能

マイクロフィルムのデジタルデータ化に最適な高速・高画質スキャナ。読み込むマイクロフィルムをリールに巻き付けて、回転させながらスピーディにスキャン。ロールフィルム1本(500カット)のスキャニングをわずか5分程度で完了します。ロールフィルム全体を画像として保存できて、大学や博物館のアーカイブ、企業アーカイブまた建築物の設計図のデータ化・デジタル化で高いニーズを誇ります。

HS-1800ノーリツプレシジョン

HS-1800

ネガフィルムなどの大量スキャンに効果を発揮

スピーディな処理性能と原稿に忠実な再現力を備え、ネガ・ポジフィルムをはじめとした一般的な写真フィルムの大量スキャンに最適なデスクトップフィルムスキャナです。優れた基本性能に加えて、ネガやポジフィルムに付着した細かなゴミやキズなどを自動的に検出・除去する機能、「DIGITAL ICE」も装備。さらに堀内カラーでは、プロラボとして写真フィルム1カットずつしっかりと色をチェックしたうえでデータ保存していき、確実な高精細スキャニングを可能にしています。カラーネガフィルム、白黒ネガフィルム、セピアネガフィルム、ポジフィルムなど、さまざまなフィルムに対応するほか、マウントにも、長尺にも、オールマイティーに使える汎用性も魅力です。堀内カラーでは、東京、大阪で計8台が稼働。活用範囲は幅広く、企業をはじめ、大学などの教育機関のアーカイブなどに、また、ブライダルをはじめとするイベントなどのスナップ写真のデータ化・デジタル化に使われています。

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