学会・受賞情報
デジタルアーカイブ学会 産業とデータ・コンテンツ部会
第12回 DA ショートトークに弊社アーカイブサポートセンターの肥田康が登壇しました。
2023年4月25日にオンラインで開催された、デジタルアーカイブ学会の産業とデータ・コンテンツ部会第12回 DA ショートトークにおいて、近年ますます盛んになっている、企業価値向上に向けたビジネス・アーカイブズへの取り組みについて、いくつかの企業の実例を挙げて、その可能性と課題について講演いたしました。
デジタルアーカイブ学会
産業とデータ・コンテンツ部会第 12 回 DA ショートトーク
2023年4月25日
デジタルアーカイブ学会 産業とデータ・コンテンツ部会 第12回 DAショートトーク/産業のシーズを見つけよう!(2023/4/25)台東区公式チャンネル
『下町の記憶を次世代に~ガラス乾板写真のデジタル化』に弊社のデジタル化サービスが紹介されました。
下町風俗資料館では明治末期から昭和初期にかけて撮影されたガラス乾板写真1,000点を所蔵しており、当番組ではデジタル化の作業が紹介されています。また、弊社肥田康がガラス乾板写真をデジタル化することの意義について解説しています。
デジタルアーカイブ学会誌
第5巻3号 論文掲載「企業デジタルアーカイブの動向と可能性」
肥田 康
我が国のデジタルアーカイブは1990年代半ばに始まった。当初は美術館・博物館や図書館の収蔵品等の文化資源が対象であったが、近年では企業が自社の歴史を対象とした、企業デジタルアーカイブも盛んになっている。企業ごとに事情や体制は異なるが、その目的には通念するものがある。本稿では、幾つかの企業デジタルアーカイブの事例紹介を中心として、企業がデジタルアーカイブを構築する意義と今後の可能性について考察する。
2020デジタルアーカイブ産業賞
ビジネス賞受賞肥田康 株式会社堀内カラー
アーカイブサポートセンター
永年にわたりデジタルアーカイブ分野で多くの先端画像処理技術を取り入れ開発し、多様な対象を多様な目的に沿ってデジタル化するというデジタルアーカイブ特有の困難なビジネスモデルに挑戦し継続してきた功績は極めて大きい。また、貴重な資料を取り扱うための特殊なスキルを要する現場作業において、事故なく業務を完遂しうる人材育成に努めた意義は、今後のデジタルアーカイブを支える意味でも重要である。以下の実績の抜粋は、今日の日本のデジタルアーカイブの基盤をなすものと言える。